残念ながら・・・　

今日から私の最後の大学生活の始まり。朝から曇り空だけど、久しぶりの2時間通学に張り切る。

張り切ると同時にある決意を胸に抱いていた。

実は、大学推薦で就職試験を受けていたのだけど、結果が1週間経っても来ない。最終面接が最悪だったあの企業・・・期待はしてなかったけど、ずっと気になってた。今日こそ、就職課で結果を聞こうと思ってた。

張り切って地元の駅でまず躓く。人身事故でダイヤの大幅な乱れ。1時間目の始まる時刻にして、2時間目のゼミの遅刻決定。やっぱりやな予感。

2時間15分かかって大学に着いて、就職課直行。授業が始まってても、結果の方が気になる。
就職課方にも結果が来ていなかったようで、すぐに職員の方が応対してくださる。
結果、タイトルの通り「今回は残念ながら・・・」
「はい、わかりました。どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします」って言った気がする。

心配してくれていた人たちの顔が浮かぶ。

あの最終面接、あのオヤジの顔が目に浮かぶ。

悔しいのと、あふれるモノをこらえるのに精一杯やった。授業に行きたくない気持ちを抑えながら、法学部棟へ向かう。

真新しい、私の大好きな校舎。見上げながら、唇をかみ締めてた。

ゼミ室に入る前にも、戸惑って開けれなかった。あふれるモノが止まらない。止まらないまま、このドアを開けられない。

大きく深呼吸。

「こんにちは、遅れてスミマセン・・・」

ゼミでまだ就職活動しているのは男1・女3（私を含め）らしい。

みんなの前で、やっと就職活動の結果を言えたのは、昼休みも過ぎて3時間目に入った頃だった。

笑って「ダメだったんだ」なんて、泣くよりマシかな？って…。泣いても何にも始まらないから。


結構悔しがってる自分、結果がイケテナイことは自分が一番知ってたのに、それでもやっぱり悔しかった。
全てを否定されたように感じながら、自宅に帰ってきた。


両親は全てお見通しだったようで、流石だと思った。でも、必要以上に何にも言わない。

カラダの血の気が引いてく感覚に襲われてる。油断するとポーとしてる。

今日のゼミ
○新聞の内容についての質疑応答・議論ナド
○夏休み報告・・・皆様、語ってくれました！！
○卒論について

ユニくま　卒論のテーマ
☆その1
基本的人権の尊重と子どもの権利についてのこと
☆その2
地方自治に関する現在と将来・・・

これのどちらかに絞る。教授にはどちらもいいけど、その2の方が私にはお薦めだとのこと・・・。

Dear my precious
すぐにメール返してくれてありがとう。電話でわざとこの話題にふれなかったのかな？大好きなビデオ見てる時にゴメンネ。今日はめっちゃ落ち込んで、明日は元気になるよ。免許取ったら、助手席乗せてね。テスト、頑張れよぉ・・・